JTC企業での日常風景とキャリアの磨き方

こんにちは。サラリーマンうさぎ🐇です。

まだ7月になったばかりなのに連日酷暑ですね!

ブログを見に来て下さっている皆様もこまめに水分をとって、熱中症に気をつけて下さい。

さて、今回は以前に投稿した記事の続きになります。

以前の記事はこちら↓(私のブログで一番PV数の多い記事です)

私の勤めている会社はよく言う「JTC(Japanese Traditional Company)」と呼ばれる

日系企業です。

企業文化はまだまだ昭和的な色合いも強く、部署によっては男性社員と女性社員の

区分けが根強い面もあります。

(誤解はして欲しくないのですが私個人は男性・女性ともに公平に扱われるべきと

考えています。)

それでは今回の内容に行ってみましょう。

JTC企業の日常風景

JTC企業と言っても企業によって様々と思いますが、うちの会社は次のような感じです。

私は営業職なので外回りやデスクワークがメインですが、事務職や現場作業の方など

様々な職種がある会社です。

部署によってフレックス制度もありますが、基本的に朝はみんな同じ時間に出社です。

出社後は定時前にも関わらず全員でラジオ体操を行います。

(私はラジオ体操は肯定派ですが「全員で」の部分がいまだに納得できていません。)

外線でかかってきた電話に出るのは若手社員と女性社員が多いです。

(お恥ずかしながらベテランには外線電話をとるのがたどたどしい社員もいます。)

男性社員はスーツ、女性社員は制服で勤務(←最近はだいぶ緩和されました)。

新入社員には丁寧な教育が用意されており、ビジネスマナーの「いろは」に始まって

「社会人としての心構え」まで教える教育があります。

「見習い期間」「下積み期間」という概念があります。

数年前までは来客があると女性社員がお茶出しをしていました。

しかしさすがに前時代的だと上も思ったのか、今はペットボトルのお茶が用意

されていて誰かが出すようにしています。

職場に昔からの社訓、社歌が掲示されています(みんなあまり見ていませんが)。

中途社員はわずかしかおらずレアな存在です。ほぼ全員がプロパー社員です。

職場での飲み会はいくら相手が「気を使わなくていいから」と言っても、お互いに

「まぁまぁ」と言いながらお酌をし合います。

飲み会の二次会は上司のお気に入りのお店にみんなで行く事が多いです(スナック

のカラオケが多いです)。

定年退職者がいるとみんなで盛大にお祝い会(←最近はだいぶ下火になりました)

飲み会で若手は一発芸を求められます(←最近わが社では無くなりました)

基本的にメンバーシップ型雇用なので数年おきに転勤・異動があり、キャリア形成

が難しい事も。

他社に先駆けて新しい取り組みはしないものの、他社の成功事例をすぐ真似したがる

傾向があります。

JTC企業で働くメリット

最近は変わりつつありますが、不祥事を起こさない限り簡単にはクビになりません。

(人材の流動性が低いとも言えます。)

能力が低くても真面目に働けば雇い続けてもらえる(今は変わりつつある会社も)。

一律に年齢に応じた定期昇給があります。

福利厚生が手厚いです(自社株、社内預金、独自の保険etc…)。

多くは組合があり、組織としてしっかりしています。

JTC企業で働くデメリット

企業ごとの文化が強いので、転職すると馴染むまで大変な事も。

キャリア形成に転勤・異動の「運」も影するため、他社で通じないキャリアになって

しまう可能性もあります。

昇進の評価制度が不透明です。私の会社では以前は「大きな声で挨拶できる事」などが

評価に入っていたようです。いや、挨拶もとても大切なんですけどね…。

日頃から意識しておかないと「井の中の蛙大海を知らず」の状態に陥りやすいです。

会社によっては給料は安い・残業代が出ない(みなし残業代の場合も)といった

ケースも。

職場にずっといる「お局様」社員がいる場合は、お局様の機嫌をとらないと仕事に

なりません。

社内システムなどにやたらと独自の物を導入したがります。しかも使いにくい。

JTC企業でのキャリアの磨き方

快適(?)な環境だけに若いうちから自分でキャリアを考えないと「使えないオジサン」

にまっしぐらです。

就きたい業務がある場合は、率先して手を挙げる必要があります。

またその際は権限のある上司の理解を得るなど根回しも必要となります。

メンバーシップ型の広く浅い教育の会社が多いので、専門的なジョブ型の教育は自分で

学びに行く姿勢が大切になります。

まとめ

私は前職も現職もJTC企業勤務なのですが両社それぞれ疑問に思う場面は多々ありました。

最近はだいぶ改善されてきたと思いますが、外資系企業やスタートアップ企業に比べると

遅々とした変化だと思います。

私自身もいつ突然会社からリストラの通告があっても生き延びられるor必要な人材と認め

られるように、日々精進したいと思います。

書籍紹介

関連した書籍を2冊紹介させて頂きます。

こちらの2冊の著者である安斎 響市氏は人気ブログ「転職デビルは夜しか眠れない。

も運営されております。とても参考になる内容です↓

https://tenshoku-devil.com/

1冊目の「転職の最終兵器」は新卒でJTC企業に入社した若手社員がJTC企業の独特の

文化にぶつかって悩み、転職活動に挑戦するという物語になっています。

物語の随所に転職のヒントが埋め込まれていて、とても面白いです。

2冊目の「私にも転職って、できますか? 〜はじめての転職活動のときに知りたかった

本音の話〜」は1冊目と同じ安斎 響市氏の著書で、「勝てる転職活動」の必読書と

なっています。

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